ポマードを使った1950年代レトロなダンディースタイルに挑戦!
ポンパドール、ツーブロック、オールバック、ルーズリーゼント、アップバングショート、ベリーショート、七三ヘアーなど、男らしさを出したヘアースタイルに、ポマードは最適!
今回は、ポマードでオールバックを作る際のポイントの解説、
さらにYouTubeのスタイリング動画を見ながら、ポマードのセット方法をマスターしましょう。
Contents
そもそもオールバックとは?
オールバックとは、髪の毛を後方に流し固めたスタイルです。
ちなみに、オールバックは和製英語で、英語だと「スリックバック」などといいます。
日本だと、おじさんや不良の髪型と思われがちのオールバックですが、
海外ですとオシャレな髪型。スリックバックのハリウッドスターなども多数いますね。
特に近年は、ツーブロックやフェードカットスタイルと合わせたオールバックが人気。
フェードカットなどと合わせると、おじさん感は一気になくなり、今っぽいオシャレな髪型になります。
また、スタイリング方法も複数あり、セットを変えるだけでだいぶイメージが変わるのもオールバックの魅力。
ビシッと後方にしっかりと固めれば、フォーマルな雰囲気に!
トップに軽くボリュームを出し、縦長シルエットを作れば、ナチュラルなスリップバックスタイルになります。
また、場合によっては、前髪を垂らしてセットすることも可能です。
オールバックの作り方!ポマードでセット
オールバックを作るための方法を紹介します。
まず、綺麗なオールバックを作るためには、ドライヤーでの下地作りが重要です。
タオルドライ程度のやや濡れた髪の毛にドライヤーをあてて、髪の毛全体を後方に流すよう下地を作ります。
サイドがフェードカットなどで短い場合は、特になにもしなくてかまいませんが、
サイドにもある程度の長さがある場合は、ボリュームをなくすために、抑えつけるよう下地作りします。
さらに、アイロンを持っている方は、アイロンを使って、トップとサイドの毛を後方に流せば、なお良し!
下地作りは完璧です。
オールバックの下地ができたら、ポマードを手に取ります。
ポマードはだいたい500円玉分くらいの量を手のひらにとり、なじませます。
ポマードの種類と髪質にもよりますが、ハードタイプのポマードであれば、だいたいこの量でしっかりとセットできます。
綺麗かつキープ力のあるオールバックを作るのポイントとして、
ポマードを髪の毛全体になじませるのが重要。
また、後方にのみ付けていくのではなく、逆方向(後ろから前)に向かってもポマードを付けます。
そして、最後にコームなどを使ってバランスを整えたら完了。
ポマードを使って、綺麗なオールバックを作ることができます。
ジェームスディーン風のオールバック
続いては、1950年代に流行したジェームスディーン風なオールバックリーゼントのセット方法を紹介します。
以下のようなイメージのオールドスタイルのリーゼントをセットする動画です。
1950年代レトロなオールバックダンディーヘアー
使う道具は、ヘアドライヤーにカーリングブラシ、コーム。
そして、ポマードです。
この動画で、使っているポマードは海外製の「The Bluebeards Revenge pomade」です。
日本では手に入りませんが、アメリカamazonなので購入することができます。
ゼリータイプのホールド力は固めのタイプ。日本のポマードでももちろん代用できます。
その際に、ホールド力が高めでノビのよいタイプのポマードが良いでしょう。
個人的にはツヤもあった方がカッコいいかと思います。
ポマードを使ったスタイリング方法
1、ポマード適量を手に取り、手のひら全体でなじませます。ポマードの量は、人差し指1本で軽くとるくらい。使うポマードにもよりますが、ハードタイプで伸びがよいものであれば、人差し指1本でとるくらいの量でオッケーです。
2、髪の毛の後頭部、頭頂部から前髪にむかって、ポマードをのばしていきます。髪の毛全体、根本につくようにしっかりと、なじませましょう。
3、再び、ポマードを手に取ります。量としては、先ほどよりも少なめでオッケーです。ハードタイプのポマードであれば、人差し指の爪くらいの量でかまいません。
4、再び、手のひら全体で良く伸ばします。そして、今度は逆に前髪をかきあげるようにポマードを塗っていきます。トップにボリューム感を出すなら、空気をいれるようフワリとセット。また、七三風にするなら、斜めに髪の毛全体を流していきます。
5、手ぐしで髪の毛全体の方向感を出していきます。何度もかきあげて、髪の毛全体の大きな流れを作ります。
6、分け目を入れる部分にポイントを付けて、手ぐしで上下にわけます。分ける位置としては、片側の目の中心部あたりがオススメ。バランスよく、分け目ができます。
7、側面と背面のボリュームを落とすために、手ぐしで何度も押さえつけます。
8、続いて、コームを使って、前髪を持ち上げます。こうすることで、綺麗に前髪を立たせることができるのです。さらに、サイドも毛の流れを作り、コームでクセをつけていきます。
9、前髪部分にややボリュームをもたして、頭頂部~背後はボリュームをおさえるのがポイント。
10、分け目部分にコームを入れ、綺麗なラインが出るようスタイリングします。
11、ドライヤーとカーリングブラシを使って、前髪の温風をあてながら、ブラシで巻きつけます。ボリュームを出すよう、上に髪の毛をもっていきます。
12、最後に手の平でバランス・シルエットを調整すれば完了!ジェームスディーンのような1950年代のオールバックスタイルが作れます。