今回は、バーバースタイルの中でもトップクラスに人気となっている
コームオーバーという髪型の解説です。
コームオーバーとは、トップを長めにし、サイドに流したヘアースタイルのことです。
バーバースタイルの中でも主流のヘアースタイルで、スポーツ選手やモデル・芸能人など、数多くの著名人がコームオーバーにしています。
コーム(櫛)を使って流したようなスタイルであるため、このような名前が付きました。
日本語で直訳すると、「コームオーバー=バーコードヘア」とも出てきます。
バーコードヘアというと、薄毛の方が頭部を隠すために、無理やりサイドに髪の毛を流しているいわゆる薄毛オジサンの髪型ですが、
コームオーバーはやや意味合いが変わってきて、おしゃれな髪型。
また、七三ヘアーにも近いですが、やはり七三というとどこかオジサンっぽさが出ますね。
そこで、最近では、日本のバーバー界でも、コームオーバーという名前でよぶように定着しつつあります。
Contents
クラシカルなコームオーバー
画像出典:https://www.menshairstyletrends.com/comb-over-haircuts/
サイドを刈り上げない、クラシカルなコームオーバースタイル。
分け目をしっかりと付けて、ポマードでガッシリ固めています。
顔の形が面長の人に似合う髪型です。
整髪料はツヤ感のあるハードポマードを使うのがオススメです。クリスマス
また、細目のコームを使って、スタイリングすると、写真のような細くて綺麗な毛束を演出できます。
ウェーブ×コームオーバー
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トップ部分にパーマをかけて、無造作に仕上げたスタイル。癖毛の人はパーマをかけなくてももちろんオッケーです。
タオルドライ後に、ポマードやムースを付けて、クセ感をより強く出すと良いかと。
サイドはグラデーションをつけたミドルフェードスタイル。
フェード×コームオーバーの定番バーバースタイルですね。
トップのウェーブ量やサイドの長さを調整すれば、
ビジネスマンでも、十分にできる髪型。セットもめちゃくちゃ簡単です。
ミドルフェード×ハードパート
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サイドは真ん中までグラデーションを付けたミドルフェード。
トップは4~6cmほどと短めにカットしたコームオーバースタイル。
分け目部分にシェービングでラインを入れ、しっかりとパートを切り分けたスタイル。
髪の毛が明るめのカラーでもフォーマルな印象を醸し出せます。
長めのサイドパートスタイル
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全体的に長めのサイドパートスタイル。
耳上部分のみを刈り上げており、トップは長めに残して、ラフに仕上げています。
一時、ジャスティンビーバーもこのようなサイドパートにしていて、アメリカのティーンエイジャーの間で爆発的に人気となったスタイルです。
ワンオクロックのtakaも長めのサイドパートスタイルに一時していましたね。
スタイリングには、マット系のワックスやポマードを使うのがオススメ。無造作に仕上げることができます。
また、ツヤありのポマードを使って、後ろに流せば、フォーマルなスリックバックにセットすることもできますね。
髪の毛を全体的に長めに残すことで、シーンに合わせたヘアースタイルを作り出せます。
カーブパート×コームオーバー
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こちらの髪型の特徴は、シェービングラインにカーブを入れ、つむじまでつなげているところ。
トップが短くても、しっかりとした分け目を作れます。
また、トップ部分はメッシュコームなどを使って、毛束を作っているのも今風。
太めの毛束を作ることで、他とは一味違う最新バーバースタイルに仕上げることができます。
コームオーバー×ポンパドール
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サイドは高めの位置まで刈り上げたハイフェード。
トップ部分にはボリュームをもたせて、ポンパドールっぽくスタイリング。
コームオーバー×ポンパドールの王道バーバースタイルの合わせ技です。
しっかりと残した髭との相性も抜群。
バーストフェード×カーリーコームオーバー
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後頭部はやや長めに残して、耳上のみをフェードカットする通称「バーストフェード」を取り入れたスタイル。
トップ部分は癖が強めのハードパーマをかけて、ラフな印象に仕上げています。
スタイリングは、ハードジェルやムースなどでウェーブを作ったまま固めるのが良いかと。
また、伊達眼鏡などのアイウェアをつけることで、インテリっぽさを出すことができます。
コームオーバー×アンダーカット
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サイドはフェードではなく、同じ長さで刈り上げたツーブロックスタイル。
トップも短めにし、横に流しています。
スタイリングには、ハードジェルかハードポマードを使うのがおすすめ。
これなら、ビジネスマンでも問題なくできる爽やかなバーバースタイルですね。
クリロナ風コームオーバー
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左右を非対称にカットし、パート部分に太めのラインを入れたコームオーバースタイル。
サッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドがしていた髪型です。
全体的に短めかつ、カット自体でバランスを整えているため、スタイリングはすごく楽。
タオルドライ後にポマードを付けるだけでオッケー。めんどくさがり屋の方にオススメです。
ラインアップ×ハイフェード
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前髪の生え際部分を綺麗にシェービングしたラインアップに、ハイフェードのコームオーバーを入れた髪型です。
ラインアップは黒人などの間で流行している定番スタイル。日本人の場合は、そもそも生え際が綺麗に整っている人が多いため、ラインアップにする方は少ない印象です。
海外では、髭と生え際を整えたラインアップは非常に人気となっています。
コームオーバー×ボールドゥフェード
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サイド~トップにかけては、かなり短めに刈り込んだフェードスタイル。
坊主に近いフェードスタイルを、「ボールドゥフェード(Bald Fade)」といいます。スキンフェードとの違いはそこまでありません。基本的にはほとんど一緒です。
そして、トップにシェービングラインを入れて分け目を出しているのも特徴的ですね。
全体的にかなり短めのコームオーバー。スタイリングに時間もかかりませんし、濡れてもそこまで乱れません、
スポーツマンやサーファーなどにピッタリのスタイルです。
テーパーコームオーバー
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サイド部分は刈り上げずに、やや長めに残したクラシカルなコームオーバースタイル。
「バーバースタイルに挑戦したいけど、刈り上げるのには抵抗がある…」といった人にもオススメの髪型。
フェードスタイルをカッコよく維持するためには、1~2週間に1回は散発する必要がありますが、長めのコームオーバーならある程度、長くなってもカッコよくきまります。
また、スーツスタイルとの相性にピッタリな髪型です。
マーマンヘアー×コームオーバー
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シルバーホワイトのマーマンヘアー(ド派手なカラーリングをしている髪型)にコームオーバーを取り入れたスタイル。
トップは毛束を作り、ラフなスタイリングにしています。
グレーやホワイト系×バーバースタイルにすることで、より渋さ、ダンディーさが出ますよね。